2012年11月26日

ストームケトル2

失くしてしまったストームケトルのファイアーボウル(底部)が
注文した6日後に届きました。
インターネット通販も便利になったものです。

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価格は9.95ポンドですが、送料が29.95ポンドもかかるので
ホームページに載っていたマグネシウムのファイヤースターター
を一緒に注文しました。
なんでもスイスの国防軍のために開発された由緒正しい品のようです。

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ライターに入っている着火石を棒状にしたもので
ナイフや金属片で擦って火花を出す現代版火打石です。
この手の商品は随分前のサバイバルブームの頃によく見かけましたが
干草や紙などに火を着けるのは結構面倒ですし
100円ライターのほうが安くて便利です。

でも小さくてシンプルで壊れないし、
甲高い音のする笛も付いているので、
釣りに行くときお守り代わりに持って行くことにしました。

まあお世話になることはないでしょうが...
posted by ふりーすとん at 21:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2012年11月24日

ストームケトル

中空の煙突のような形をしたやかんです。
真ん中の穴に小枝等を入れて火をつけると数分でお湯が沸きます。
熱源を包み込むような構造のため熱効率が良くて風に強く
キャンプ用のコンロが使い物にならないような強風でも、
あっという間にお湯が沸くのがストームケトルの由縁のようです。

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暑い夏は使いませんが、冬のおかっぱりの釣りに重宝しています。 
冬の季節風の凍える寒さの中では、暖かいカップラーメンや
コーヒーは体の芯まで暖まります。

前回の和歌山釣行でも強風と雨で冷えた体を暖めようと
昼食はカップラーメンにしました。食べたのは最近出た
金ちゃん徳島ラーメンです。香味油の香りがおきにいりです。

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体がよろめくほどの雨交じりの強風でライターの火が
消えてしまうので着火にてこずりましたが
一度着火するとあっという間に燃え上がり
数分でお湯を沸かすことができました。
この風と雨だとガスやガソリンのコンロは絶対使えません。

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車が揺れるような強風と雨でも車中は天国です。
暖かいカップラーメンを食べ、保温ポットに入れたお湯で
食後のコーヒーを飲んでゆっくりくつろぎました。

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荷物を撤収して帰ろうとしたとき

げっ!
底のファイアーボウルがない!


強風で飛ばされて海に落ちてしまったようです。
堤防から海の中を覗き込みますが、
タイプYのシンキングラインを30秒沈ませる深さなので
見つかるわけがありません。
もし見つかっても回収する術がありません。

1万3千円もしたのに!
ショックで目が点になります。 (・口・)

さてどうしたものか?

七輪をぶった切って底を自作しようかとも考えましたが
大きくて重く弱くて不細工です。
製造元のホームページを見るとスペアパーツであったので
取り扱い説明書に付いていた輸入元にメールを入れたら
「扱ってない」と即答でつれない返信

仕方なく製造元(イギリス)の通販で買うことにしました。
9.95ポンドと安価ですが、ハンドリングチャージが
29.95ポンドもかかりえらく高いものになります。
でも仕方なく注文しました。
次の釣行で使いたいので早く届いて欲しいです。
posted by ふりーすとん at 21:01| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記

2012年11月23日

朝飯前?

早起きして朝食前に貝塚人口島にタチウオの様子を見に行きました。
雨が降っていますが、釣り人が少なく地合いも長いはずなので好都合です。
釣り場につくといつもはびっしり釣り人が並ぶ海岸線に
ルアーマンが3人いるだけなので不安になります。

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暗いうちは全く当たりがありませんでしたが
薄明るくなってフライをエンジェルミノーからシャトリュースの
クラフトファーミノーに変えたら2回当たりがあり、指3本半の
タチウオを1本取ることができました。

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釣り終わって家に帰って朝食を食べることができる
近場の釣りはラクチンです。

posted by ふりーすとん at 13:14| Comment(4) | TrackBack(0) | フライフィッシング

2012年11月19日

タチウオ・カマス

11月17日
天気予報では和歌山は朝から雨、昼過ぎから強い雨と風です。
波が高そうなのでサーフや河口の釣りは断念して、3週間前に
タチウオ大漁の中紀の港に行きました。
港に着くと雨にも関わらず夜明け前からたくさんの釣り人。
岸壁に船が横付けされていて釣り場所が狭くなったのが原因のようです。
なんとか端の方に入ることができてキャストを始めます。
暗い間は全く釣れませんでしたが、明るくなる頃に群れが入ってきたのか
立て続けに当たりがあり、4本のタチウオを釣ることが出来ました。

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尾が切れた小型をリリースして3本キープです。
しかしすぐに当たりが止まってしまいました。
前回は岸壁の日光の影の部分にタチウオが溜まっていましたが
今回雨で日光が差してないのがだめなのでしょうか?

でもこんな天候のときはカマスが良く釣れるものです。
場所を移動して南紀の漁港でカマスを狙うことにしました。
漁港に着くと手前に一人、対岸に2人のエサ釣り師がいて、
見ている目の前で良型のカマスが2本上がったので
急いでタックルを用意して釣り始めます。
風が強く投げる方向が限られるのですが、幸いカマスは
堤防の足元に付いていて遠投が不要で、
キャスト毎にほぼ当たりのある一人爆釣状態となりました。

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しかししだいに風雨が強くなり、仕掛けが流されて
釣りにならないのかエサ釣り師が撤退しました。
釣れ続けるのでその後1時間ほど粘っていましたが
金属製のカマス挟みが風で堤防の上を転がり、
渾身の力でキャストしてもラインは右斜め45度に飛んで行きます。
まるで台風並の雨風で釣りができる状態ではなくなったので
午前中で切り上げました。


今回の釣果
やっと指4本サイズのタチウオを1本釣ることが出来ました。

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24尾のカマスを釣って10本を近所にお裾分け
カマスの型が良くなっています。

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カマスはお決まりのカルパッチョとフライ
タチウオは塩焼きと、開いて唐揚げにしました。

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posted by ふりーすとん at 21:56| Comment(8) | TrackBack(0) | フライフィッシング

2012年11月01日

ヒラセイゴ

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週末に2本釣ったセイゴの1本は車中泊の一人プチ宴会の肴にました。
クーラーボックスの上でナイフで捌き姿作りです。
皿がないのでまな板直盛です。

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釣ったその日に食べるヒラセイゴは鮮度抜群で
弾力のある白身が美味しかったです。
真っ暗な駐車場で一人プチ宴会を楽しんでいると
横の茂みでガサガサという音がして身構えます。
ヘッドライトを音の方向に向けると2匹のタヌキが居ました。

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食べ物の臭いにつられて寄ってきたようです。
鶏の唐揚げをちぎって投げると美味しそうに食べます。
最初は警戒していたのですが、何回かあげていると
目の前まで寄ってきました。
野生のタヌキを1m足らずの距離で見るのは初めての経験です。

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おおっ、腹減ってるんか! まあ食えや。
誰もいない寂しい駐車場で
飲み友達が出来た気分で嬉しいです。
でもこいつらかなりの大食漢で、晩御飯用の唐揚げを半分以上やったのに、
もっとくれといわんばかりのもの欲しそうな目でじっとこちらを見ています。
これ以上やると自分の食べる分がなくなるので代わりにピーナッツをあげると
喜んでコリコリと音を立てて半分以上食べてしまいました。
いくらやってもきりがありません。
どうしようかと考えて、姿作りで残ったアラを思いつきました。
骨の間や頭の後ろにかなりの身が付いています
投げるとすぐに咥え、2匹で茂みの中に走り去って行きました。
気に入ってくれたようです。
残り物で悪いけどしっかり食べてね。


もう1本は翌日家でホイル焼にしました。
バターを塗ったアルミホイルに刻んだタマネギをしいて
その上にヒラセイゴを乗せ、塩コショウで味付けして
バターとプチトマトをトッピングしてぴっちり包んで
250℃のオーブンで10分焼く簡単調理ですが

これがまた絶品!

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くせがなく淡白で柔らかい白身にタマネギとバターの旨みと
プチトマトのほのかな酸味が合わさり、
2本とも同じ調理にするんだったと後悔する美味しさでした。
もう一度食べたいので、今度釣りに行くときもヒラセイゴ
を狙うつもりですが、でもそういう時は釣れないんですよね。
posted by ふりーすとん at 22:57| Comment(14) | TrackBack(0) |