10月中旬に泉大津、岸和田方面方面の海岸線を探索した帰り道
銀杏並木の下に黄色い粒が落ちているのをみつけました
銀杏です。
あいにく釣りができる状況ではなかったのですが
転んでもただでは起きないと
銀杏を拾うことにしました。

銀杏の果肉はう○この臭いがするので
割り箸でつまんでZipLocに入れてぴっちり密閉して持ち帰り
土の中に1月ほど埋めて果肉がはがれ易くなるのを待ち、
掘り出して果肉を剥ぎ取りました。
素手で触ると手が荒れるらしいのでゴム手袋をして
銀杏をナイロン袋に入れ外から摘まんで果肉を剥ぎ取りますが
それでも臭います。この作業が一番辛いです。
50個ほどの実の果肉を全部剥ぎ取り、バケツに水を入れ何回も洗って
乾燥させるとやっと臭いが少なくなったので
週末の酒のつまみに乾煎りして食べました。

殻を割って表面の茶色の薄皮を取ると緑の宝石のような実が出てきます。
熱いうちに食べるともちもちした食感とポップコーンのような香りがして
美味しいです。

さらに近くの公園で毎年取れるスダジイの実も乾煎りして食べました。
白っぽい半透明の実はお米のようなほのかな甘さがあります。

買ってもそんなに高いものではないし
この飽食の時代、他にもっと美味しいものがたくさんあります。
でもこの満足感はなんでしょう?
それは季節の旬の海の幸や山の幸を自分で取って食べという
昔から営まれてきた人本来の生き方だからではないでしょうか。
豊かな自然と季節の移り変わりを感じられる
日本に生まれて良かったと思います。
posted by ふりーすとん at 22:03|
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