漁港の様子をチェックしながら和歌山の
海岸線を南下していると、S村さんと遭遇しました。
広い海でもフライができる場所は限られているようで
最近よく出会います。
前回釣ったところより少し北の漁港でタイワンカマス
が釣れているらいしいので同行させてもらいました。
漁港内にはカマスの群れが入っていて、キャストしたら
すぐに1尾釣れたのですが後が続きません。

フライを替えタナを変え色々粘ったのですがお手上げです。
諦めてあちこちの漁港を移動しますがだめでした。
活性が高くなる夕方に戻って暗くなる直前にやっと1尾釣れました。

車中泊して早朝から釣り始めたのですが相変わらず渋く
3尾しか釣れませんでした。2日かけて5尾の貧果です。

昼前に諦め北上しながら漁港や河口を探りましたが、
全く反応なしでした。
今回のカマスはオールリリースの予定だったのですが、
フライを完全に飲み込みフックを外すと弱ってしまった
1尾を持ち帰りました。
カマス丼

1尾だけどうやって食べようかと、考えたあげく
切り身をご飯の上に乗せたカマス丼にしました。
3枚におろし、中骨を抜いて皮を引いたカマスを
そぎ切りにしてご飯の上に乗せ、
そば汁用のかえし(醤油、味醂、砂糖のミックス)
をかけます。
暖かいご飯の上に乗せるので生臭さが心配でしたが
おろしショウガのトッピングが効いたのか
気にならず美味しくいただけました。
自然は全部を読めないところが面白い所なんでしょうね。
カマス丼、あまり期待していなかったのですが
意外に美味しかったです。新鮮さがキモかもしれません。
管理釣り場でもそうですが、見えているのにフライに反応
しないる魚にどうやって捕食スイッチを入れるかが
たぶん永遠の課題ですね。
タイワンカマスってすごく大きくなるんですよね。それでいて大味にならないんだとか。そういうお魚は大好きです♪
今回は30cm止まりでしたが、2年前は
50cm近いのを釣りました。
アカカマスより少しだけ生臭い気もしますが
大きくても身はプリプリでお造りが美味しいです。